こんにちは。
CoderDojo熊本チャンピオン(主催者)の青木です。
2018年8月25日(土)にCoderDojoの大々的なイベントが東京にて開催されるのですが、
それに合わせて、昨年のセッション動画の情報をいただきましたので、共有させていただきます。
James Wheltonさん (当時25歳)
詳細は動画をご確認いただきたいと思いますが、動画を見ながら気になった箇所などを箇条書きにしてまとめてみました。
CoderDojo成立のきっかけ
初めてホームページを立ち上げたのは9歳。
すべて独学。周りに理解してくれる人も同じ話題をする人もいなかった。
学ぶ場所がなく、つくったものをみんなに見せ合う場所がなかった。
高校時代にコンピュータークラブを立ち上げ、
ツイッターボッドで期末試験のツイートをしたり、
プログラミングコンテストで優勝時の商品ピンクのipod nanoをハッキングし、全世界でニュースになった。
成績が悪かった僕でもプログラミングができるということで、クラスメイトから教えて欲しいと依頼されるようになった。
当時週2回、40人くらいに教えていた。
CoderDojoで大事にしたいこと
コーディングを学ぶためではなく、チームワークやプレゼンテーション、コミュニケーションスキルも教えられるということが重要。
大切にしたこととして、
1.自律的に積極的にグーグルなどで勉強できる
2.ペアラーニング 子どもたち、生徒たち同士が学び合う環境
3.参加者がつくりたいものをつくる
などがあげられる。
ローンの計算プログラムなどつまらない課題 に取り組んでモチベーションを落とす人たちをたくさん見てきたから。
どんな子ども立ちも受け入れる。バックグラウンド、年齢、宗教は関係ない。すべての人たちが教育の機会をあたえられる。
オープンソースのアプローチ。
コーディングが目的ではなく世界を変える人材を育てるというのが目的。
スタートアップの起業家だけではなく、農業、工業など他の業種においても、テクノロジーを理解することで世界を変えることができるということを伝えたい。
様々な企業との関わりも強くなり、彼らも我々を必要してくれている。いいパートナーシップを結べている。
CoderDojoの名前の由来
アイルランドで武術、(剣道、テコンドー)をやっていた。
道場は、学び、練習する場所であり、自分のスキルを見せ、認めてもらう場所だった。みんな仲間たちに教えあい、交流できる場所。
武術の道場のような場所をコーディングでも同じような環境をつくりたいという思い。
最初のCoderDojo
誰もこないかもと思い、ペインティングの準備をしていた。(お絵描き)
実際には多くの人が来てくれ、
最初の2時間で人生初のHPやゲームを作る人も。
2時間だけで簡単ではあるがゲームをつくれるという体験が、なんでもできると思える勇気を与えてくれた。
「また来週 来週もやるの?」
という意見があがり、この道場は今でも毎週開催されている。
CoderDojo 日本開催
2012 5月 6日 日本初 CoderDojo開催。
最後に
2018年8月現在は世界で1800箇所、日本でも150箇所近く活動されているそうです。
CoderDojo熊本もこの流れに乗ってどんどん活性化していきたいですね。
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